ネットスーパーの配送業務って、どんな仕事？

軽貨物ドライバーのお仕事で今求人が多いものとして、ネットスーパーの配送業務があります。
コロナ禍でニーズが高まり続けているネットスーパーですが、配送の仕事とは具体的にどんな仕事をするのか気になると思います。
そこで、実際のところを解説してみたいと思います。

そもそもネットスーパーとは？

ネットスーパーとは、Webサイトやスマートフォンアプリで生鮮食品や日用品を購入し、自宅まで配達してくれるサービスです。
有名なネットスーパーとして、例えば
・ヨーカドー
・西友
・イオン
・コープ（生協）
などたくさんあり、にぎわいを見せています。

ネットスーパーの配送業務は何をするの？

お客様から注文頂いたお品物を実店舗の社員さんやパートさんが売り場からピックアップし、それをコンテナに入れてくれます。
その中からご自身（ドライバーさん）が受け持つお客様の分のコンテナをピックアップして車に乗せ運びます。

運ぶもの

生鮮食品（肉、魚、卵、野菜、お米）、水のケース、調味料などが多いです。
日用品では、トイレットペーパーやティッシュボックスなどかさばる物もあり、その種類は多岐にわたります。

業務のサイクル

時間指定のある２時間程の枠の中で、配送先に運びます。例えば２時間で５～６件回るようなイメージです。
２時間で配達を終えて又センターに戻り、次の２時間枠のお品物を積込み配達すると言うサイクルを１日の中で５～６回ほど行います。

お仕事のポイント

配達するコース（順番）は自分で決められますので、効率的なルートを組めばそれだけ時間短縮にも繋がります。
配達する地域は、慣れるとどんどん効率化していきます。概ね１ヶ月程度経験すると、一通りの配達先を経験できるので、場所がわからず迷うこともなくなって来るでしょう。
そして、２時間かからずに戻れる様になり時間的にも精神的にも余裕を持って稼働できるようになっていくでしょう。

報酬のパターン

多いパターンとしては、１日いくら（例：￥16,000/日）というものです。
そのため、配達する件数を稼ぐためにタイムトライアルで走り続けるということもなく、落ち着いてお仕事がしやすい傾向があります。

ネットスーパーの配送業務の収入はどうなの？

安定性が高いお仕事で、収入は軽貨物ドライバーのお仕事としては標準的な水準を得られるというメリットがあります。
例えば、
（例：￥16,000/日　22日稼働の場合）￥352,000
（例：￥16,000/日　20日稼働の場合）￥320,000
といった稼働日数に比例した売上です。
それぞれの店舗様によって料金は全て異なりますので、上記例は必ず保証するものではなくあくまでも参考値です。

ネットスーパーの配送業務ならではのエピソード

「本当は自分で買い物に行きたいけど、重い荷物を持つことができないためネットスーパーを利用されている年配のお客様から感謝されることが多いです。おじいさんからジュースをもらったりすると、ほっこりします。チップをもらった人の話も聞いたりします。」
「担当が変わるときに、おばあさんから『あなたじゃないと嫌だ』と泣かれてしまったことがありました。自分の仕事で信頼を積み重ねていける、素敵な仕事だと感じました」

ネットスーパーの配送業務に向いている人はどんな人？

配送先は個人宅ですので、お客様としっかりコミュニケーションを取れる人が向いています。明るく元気に礼儀正しい対応ができれば大丈夫です。
また、１日の稼働の中で往復回数が多いので、面倒だと思わずにやれる方も向いています。
注意点として、タバコを吸う人は好まれません。理由として、運ぶ荷物に臭いが付くことを嫌がるお客様も多いためです。

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